地下鉄エトセトラ 第2集

地下鉄に乗り合わせた人たちの様々な人間模様が描かれた短編集 第2集

人々の切なくもあたたかいエピソードや、 心の奥底を描いた奇妙な話など、 地下鉄にまつわる17の短編をまとめた文庫の第二弾。 その人間模様は読む人を時にほろっと、 時にゾクッとさせる。

著者:河 美子

サイズ:文庫判 148ページ

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Webサイト『小説家になろう』で投稿連載中のショートストーリーを文庫化。第2集。
 人々の切なくもあたたかいエピソードや、心の奥底を描いた奇妙な話など、
地下鉄にまつわる17の短編をまとめた文庫の第二弾。
その人間模様は読む人を時にほろっと、時にゾクッとさせる。

 

東京の大学に進学した卓也は、地下鉄の駅で見知らぬ男に声をかけられる。
「バイト探してるの?」…「今から僕が行くので見るだけ見てみない?」
―――着いた先は新宿三丁目のビルの三階。
ドアを開けると、奇抜な衣装に身をつつんだ老人たちが待っていた。
「おかえりなさい」
「ただいま、周二だよ」
卓也が始めたバイトは、見知らぬ老人たちの孫になりきって話を聞くというものだった…。
(『家族の一員』より)

西嶋京太は、電車の吊革は触らない、トイレに入る前にも手を洗う潔癖症である。
雨の日の駅の階段で、西嶋は滑って転んだ女性に巻き込まれて転んでしまう。
「っもう、気を付けてくださいよ!」
一週間後、帰りの電車を待っていた西嶋は、その時の女性に声をかけられる。
(『潔癖症です!』より)

 

Contents

神様、お話があります
想像していたのと違うみたいね
天使たちよ
金の財布で得たものは?
おかしいですか?
サマータイム
エンドレス
家族の一員
妻の名前は栄子です
消さないメール
私はマスターです
元気ですか?
カエルよ、高く跳べ!
潔癖症です!
地下鉄の女
洋行帰りやで!
優先席に座るのよ!