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高知県をソリューションバレーに

  • design7689
  • 2022年7月15日
  • 読了時間: 2分

「高知県が課題解決の先進地として「ソリューション・バレー」なんて呼ばれて、

世界の中心になることもあり得る」


これは、『新時代LX』(受田浩之編著・2021年10月刊)の中にある言葉だ。


本を作りながらこの言葉に触れて、

四国山脈に囲まれたこの高知県をソリューションバレーにする、

という目標が生まれた。

シリコンバレーといえばIT企業の集積地、

ソリューションバレーといえば面白い発想をする人の集積地、

つまり、高知県をクリエーターの「巣窟」化する、ということである。


クリエーターとは、自発的、創造的人物であり、

社会の諸課題をこうしたら解決しますよ、と興味を引くように示す人のこと。

自分のスキルや能力を全力でつぎ込み、多種多様な方法で勝負する。

彼らがすることは、新鮮で、インパクトがあって、面白い!


こんな人々が高知に溢れたらどうなるのか?

こうなれば「観光立国」もいいが、「人立国」でどうだろう?

興味関心、探求心から創り出されるものを見に、

人と出会い、話すことを楽しみに、たくさんの人がやって来る。

出会った場所で、語り合いが始まり、そこから新しいアイデアが生まれてくる。

想像するだけで、ああ、なんて高知は楽しいんだろう!


それはどうしたら可能になるのか? 

そのためには、オリジナルにこだわり、表現を楽しみ、仕事を面白くしようとする

クリエイティブな取り組みを支援し、広げていくことだろう。

クリエイティブな活動をする人は、意識しているか否かに関わらず、

どう作るか、どう表すか、編集しながら日々モノづくりをしている。

課題解決するクリエーターに光が当たれば、アイデアを生みだす「編集」に光が当たる。


つまり、クリエーターが増えるということは編集思考をする人が増えるということ。

人口減少を嘆くなかれ、憂うべきは〝面白い〞を楽しむ人々の減少なのだから…。

エディターの出番だ、「編集」の出番がやってきた!

ボォーとしてたら何も起こらんぜよ!!



『新時代LX ー持続可能な地域の未来を切り拓く』148-149p


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